家庭菜園でおいしい秋野菜を作ろう

家庭菜園 秋 かぶ

 

葉も実もおいしく食べられるかぶは、家庭菜園でもわりと簡単に作ることができる野菜のひとつです。日本で昔から栽培されているかぶは、全国各地で気候に合わせて作られ、今では何と80品種のかぶがあるそうです。よく知られているのは白かぶの金町こかぶ、天王寺かぶで、かぶのおいしい時期は春の3月から5月、秋の10月から12月といわれています。

 

 

かぶは夏の暑さにあまり強くないので、家庭菜園で作るのであれば秋が1番適しています。しかも秋でもできるだけ遅い時期に種をまくことで、害虫の発生を防ぐことができるそうです。

 

 

まず、種をまく1、2週間前に土作りをしておきましょう。地植えの場合深さは20~30センチくらいまで掘っておきます。家庭菜園に向いているというだけあって、もちろんプランターでも作れます。園芸用の土に石灰と化学肥料を混ぜて準備しておきましょう。
種は2センチ間隔でまきます。5日くらいで発芽しますので、葉が込み合ってきたら間引きをして、株と株の間が10センチくらいになるようにします。間引きは2~3回行いましょう。

 

 

かぶはあまり大きくならないうちに収穫しましょう。直径5、6センチになったら収穫期です。種まきから50日から60日ほどでしょうか。

 

 

秋に家庭菜園で作ったかぶで、実は漬物や煮物にするととてもおいしいです。葉は実よりも栄養豊富なので、炒めて食べるなどして、有効に使いましょう。