家庭菜園 秋 空豆
家庭菜園の秋蒔き野菜の一つ、空豆。収穫時期が短いこと、夏に収穫されることで、家庭菜園では季節感を楽しめる野菜です。秋蒔きですが、寒い地域では2月位に、関東から南の暖かいでは秋は10月下旬くらい種蒔きして冷害を避けます。連作による生育不良が顕著ですから、4年くらいは空けて植えるようにもします。
家庭菜園での苗床は植える前の2週間くらい前から石灰と大量の堆肥（1㎡2㎏）で準備しておきます。水はけが良く日当たりと風通しの良い環境を好みますが、堆肥と水はたくさん与えてください。お歯黒と呼ばれる黒い部分を下に向けて植えますが、発芽に十分な水分を必要としますので、半日ほど水に浸けたり、セルトレイ（72穴）を使って芽が出たら植えたりします。
空豆はアブラムシが大の苦手です。家庭菜園では面倒かもしれませんが、黒色ポリマルチを使うとアブラムシと一緒に寒さからも守ることが出来るのでお薦めです。
秋蒔きですと春に本葉が数枚出始めますので、主枝を摘み取ります。側枝が8本くらいになったら他の側枝はすべて摘み取って肥料をあげ、側枝の生えている部分まで土寄せします。花が咲き始め、花が10個くらいになったら側枝の先を摘んでこれ以上花が付かないようにします。サヤのふちが色濃くなって下向きになってきたら収穫時期、収穫し始めたら出来るだけ早く摘み切って早めに食べてください。
秋蒔き野菜の代表、空豆。プリプリお肌になる効果があるそうですよ。