家庭菜園でおいしい秋野菜を作ろう

家庭菜園 秋 ふき

 

日本原産の野菜であるふき。意外と知られていないのですが、春を告げる花のふきのとうはふきの花なのです。あの長いふきを家庭菜園で作るのは難しいように思うでしょう。ですが、庭でもプランターでもふきを育てることができます。

 

 

注意したいのは夏の暑さや乾燥に弱いので、植えつけは春なら4月ですが、1番いいのは秋の9月から10月頃に行うことです。寒さには強く、肥料さえきちんと与えていれば成長し続けてくれるので、あまり手間がかからず家庭菜園にも向いている野菜といえるでしょう。庭がなくても手軽に家庭菜園向きのプランターでふきを育てる方法を簡単に紹介しましょう。

 

 

植えつけ期である秋以前である6月頃からふきの苗は手に入れることができます。秋になったらプランターに園芸用の土を入れて苗を植えつけてたっぷりとお水を与えたら、半日陰に置いておきます。1つのプランターに苗は3株くらいがいいでしょう。
春になるとふきのとうが収穫できます。春と秋に肥料や油粕を与えること、水やりに注意をすればふきはどんどん伸びて20~30センチほどになります。

 

 

独特の苦味があるふきは煮て、ふきのとうはてんぷらにして食べるととてもおいしいですよね。実はふきのとうを乾燥させ煎じて飲むと、咳止めや解熱効果があるそうです。薬としての役割もあるふきは、家庭菜園で育てる価値がありますね。