家庭菜園でおいしい秋野菜を作ろう

家庭菜園 秋 いちご

 

いちごは秋からでも栽培できるので家庭菜園でも人気があります。家庭菜園で秋に植え付けを開始する場合は、苗を求めることにしましょう。苗を購入する際は葉が生き生きとしていて、根が良く張っているものを選びます。

 

 

関東地方標準で秋たけなわの10月に、日当たりの良い所に植付けます。秋の植え付けの2週間前に、苦土石灰と堆肥、化学肥料を土にすき込んでおきます。植え付けの際、いちご苗の生長点は地上から出るようにします。それぞれの苗のランナー(走りづる)の切れ端の向きをそろえておくと、後々の作業が楽になります。

 

 

追肥は、1月頃と開花時に化成肥料を与えます。2月前半に、土の保温、雑草の抑制、水分保持、果実に土がはね上がらないよう、マルチングをするか、開花時に敷きわらをします。家庭菜園用には、黒フィルムを用いるのが効果的です。3月中旬から苗が生長し出すので、マルチ、枯葉などを取り除き、根元がすっきりしたら土寄せをします。

 

 

いちごは株からランナーが出て子株を増やせますが、親株から1番目の株は用いません。ランナーを切る時は片側を2㎝位残し、他方は短く切り取ります。秋に植付けをすると、翌年の5、6月に収穫できます。収穫の前に園芸用ネットなどで覆っておくと、鳥害防止に効果があります。家庭菜園のいちごは夕方の収穫が甘みがさらに増すのでおすすめです。