家庭菜園でおいしい秋野菜を作ろう

家庭菜園 秋 玉ねぎ

 

米食中心の日本人に不足しがちなビタミンB1を多く含んでいる玉ねぎは家庭菜園の秋植え野菜の王様です。家庭菜園での玉ねぎの栽培は、それほど難しいことではありません。ただ、大きく二つ気をつけないとならないことがあります。

 

 

まず植える時期。北海道や東北では春植え、関東から南は秋植えになります。関東での収穫は春ですから、冬の間のお世話が大切な野菜です。

 

 

もう一つは苗床。肥えた土でしたら何もしなくてもいいのですが、家庭菜園の場合は植える2週間前から準備が必要になるでしょう。植え方も種蒔きと苗植えとあります。種の場合、蒔いて苗になるまで約1ヶ月かかる上に、秋の間に生育がいいように間隔を明けて植え直ししないといけませんから、家庭菜園では苗植えをお薦めします。

 

 

苗は間隔を広くとって植えると大きな玉ねぎができやすいようです。秋植えの場合、種蒔きは9月、苗植えは10月に行います。水やりには注意することはありませんが、コンスタントに与えてください。

 

 

約2ヶ月で定植といって苗が安定します。その時に1回、その2ヶ月後にもう一度、追肥します。春になって急に大きくなるので、この時点で肥料はやめます。

 

 

後は葉の8割が枯れるのを待って、天気のいい日を見計らって収穫です。そのまま数日乾燥させて玉ねぎの外周りをカリカリにします。枯れている葉は保存のために吊す紐代わりに使いましょう。